鯨肉(クジラ肉)の栄養とは?高たんぱく・低脂質といわれる理由

かつて日本の食卓や学校給食でもおなじみだった「鯨肉(げいにく)」。最近では食べる機会が減ったものの、栄養面から改めて注目されることがあります。

この記事では、鯨肉の栄養の特徴や部位ごとの違い、おいしい食べ方までをご紹介します。

日本と鯨肉の関わり

日本では古くから沿岸地域を中心に鯨が食べられてきました。戦後の食料が不足していた時代には貴重なたんぱく源となり、学校給食の「鯨の竜田揚げ」を懐かしく思い出す方も多いのではないでしょうか。2019年には日本の商業捕鯨が再開され、現在も専門店や通信販売などで鯨肉を購入することができます。

鯨肉の栄養の特徴

1. 高たんぱく・低脂質

鯨の赤肉は、たんぱく質が豊富でありながら脂質が少ないのが特徴です。日本食品標準成分表によると、くじら赤肉(生)100gあたりのたんぱく質は約24g、脂質は1g未満とされており、鶏ささみと同程度の高たんぱく・低脂質な食材といえます。

2. 鉄分を含む

鯨の赤肉の濃い赤色は、筋肉中のミオグロビンという色素たんぱく質によるものです。ミオグロビンには鉄が含まれているため、鯨肉は鉄を含む食材としても知られています。肉や魚に含まれる「ヘム鉄」は、野菜などに含まれる鉄に比べて吸収されやすいといわれています。

3. 脂肪部位にはDHA・EPAも

本皮(ほんかわ)や畝須(うねす)といった脂肪の多い部位には、魚の脂にも多いDHA・EPAといった脂肪酸が含まれています。

4. バレニンが豊富

鯨の筋肉には、イミダゾールジペプチドの一種である「バレニン」が特に多く含まれています。バレニンは他の動物にはわずかしか含まれない、クジラ特有の成分です。詳しくは「バレニンとは?」をご覧ください。

主な部位と特徴

部位 特徴 おすすめの食べ方
赤肉 脂肪が少なく、牛肉の赤身に近い味わい 刺身、竜田揚げ、ステーキ
尾の身 きめ細かな霜降りで希少な部位 刺身
本皮 黒い皮と白い脂肪の部分 はりはり鍋、おでん
畝須 下あごから腹にかけての部位 鯨ベーコン
さえずり 舌の部分 おでん

おいしく食べるコツ

  • 解凍はゆっくり:冷凍の赤肉は冷蔵庫でゆっくり解凍し、出てきたドリップ(水分)はキッチンペーパーでふき取る
  • 下味をつける:しょうが・にんにく・しょうゆなどで下味をつけると、独特の香りがやわらぐ
  • 加熱しすぎない:赤肉は火を通しすぎると硬くなりやすいので注意

毎日の食事に取り入れるのは難しい?

栄養面で魅力のある鯨肉ですが、一般的なスーパーで常に手に入る食材ではなく、毎日の食卓に取り入れるのは難しいのが実情です。ほかの食品との比較は「イミダゾールジペプチドを食事で摂るには?」で紹介しています。

まとめ

  • 鯨の赤肉は、たんぱく質約24g・脂質1g未満(100gあたり)の高たんぱく・低脂質食材
  • 鉄を含み、脂肪部位にはDHA・EPAも含まれる
  • クジラ特有の成分「バレニン」が豊富
  • 部位によって味わいや食べ方が大きく異なる

あわせて読みたい

イミダバレニンについて

イミダバレニンは、クジラエキスパウダーを使用した「クジラエキス含有食品」です。1袋60粒入りで、毎日の食生活の一部として取り入れやすいソフトカプセルタイプに仕上げています。

▶ イミダバレニンの商品詳細を見る

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の商品の効果・効能を示すものではありません。イミダバレニンは食品であり、医薬品ではありません。体調に不安のある方、治療中・服薬中の方、妊娠・授乳中の方は、医師にご相談ください。

商品

イミダバレニン

イミダバレニン

イミダバレニン

0件
¥3,400

税込み